東京ガールズコレクションのプロデュース会社

日本のアニメや漫画は、世界で最もクールな文化のひとつとして浸透しつつあります。また、ファッションの分野でも大きな影響力を持つ日本は、世界にKawaii文化を発信しています。Kawaiiは、いまや世界の共通言語となっていて、世界中いたる所で使用されています。そんなKawaii文化を発信するイベントとして注目されているのが、東京ガールズコレクションというイベントです。

東京ガールズコレクションの基本情報

東京ガールズコレクションは、主に10代から20代前半くらいの女性に向けて行われているファッションイベントです。イベントには、メインコンテンツとなっているファッションショーだけでなく、若年層に人気のお笑い芸人の方や著名人がゲストとして参加しイベントを盛り上げています。

こちらのイベントでは、パリコレに代表されるモード系のファッションショーとは違い、すぐにでも街中に着ていくことができるリアルクローズがテーマとなっています。また、お値段は、若年層の女性でも気軽に購入しやすい価格帯になっているということもあり、多くの方が注目しているようです。また、Kawaii文化の発信は、国としても大きなメリットがあると考えられているため、外務省と国土交通省などのバックアップもある国を挙げたイベントへと成長を遂げています。

東京ガールズコレクションが開催された経緯

東京ガールズコレクションは、タイ人気の携帯ファッションサイトgirlswalker.comが、開設から5年が経過したことを記念として開催されたイベントでした。TOKYO GIRLS COLLECTIONの発案者でもあったウェブマスター編集長の大浜史太郎さんが、そのまま実行委員長に就任しました。大浜史太郎さんが打ち出したコンセプトが、「日本のリアルクローズを世界へ」だったこともあり、初回から現在において、一貫してリアルクローズをコンセプトとしたショーが開催されています。

東京の今の流行を発信しているイベントとして、海外からも多くの注目を集めるようになったイベントは、新型コロナウイルスの影響もあったため、オンラインでの開催であったのにもかかわらず、大盛況をおさめています。

プロデュースや運営をしている会社

このイベントは、東京都渋谷区神宮前に本社を構える株式会社W mediaがプロデュースや運営を行っていました。株式会社W mediaと言えば、様々なメディアに登場している村上範義さんが、代表取締役社長を務めている会社です。しかし、現在では、株式会社W mediaに代わり、株式会社ディー・エル・イーが、プロデュースや運営を担当しています。

なぜ、株式会社ディー・エル・イーがプロデュースや運営を担当しているのかというと、株式会社ディー・エル・イーの子会社だったTOKYO GIRLS COLLECTIONが、株式会社W mediaの株式を取得することになったからです。これまでは、商標権とイベントをプロデュースする会社が別だったため、いろいろな不具合がありましたが、この株式取得によって、総合的なプロデュースが可能となりました。