東京ランウェイの運営会社
Aoiパリやミラノで開催されているモード系のファッションショーとは違い、街中で気軽に楽しむことができるファッションであるリアルクローズを紹介するファッションショーが人気を集めています。その中でも老舗にカテゴライズされる東京ランウェイは、国内外から注目される大人気のファッションイベントとなっています。
東京ランウェイ(TOKYO RUNWAY)とは
TOKYO RUNWAYは、2012年から開催されています。主なターゲットは、20代前半から半ばくらいまでの一般女性になります。大学生から社会人をターゲットにしたファッションショーは、当時としては画期的でした。また、ショーで紹介されるファッションが、モード系のファッションショーのような、浮世離れしたデザインではなく、すぐにデートにでも着ていけるような等身大のファッションというのも魅力てきでした。
TOKYO RUNWAYは、神戸コレクションからの派生になります。日本の中でもオシャレな女性が多く集まる神戸エリアにおける、リアルクローズを紹介するイベントとして2003年から開催された神戸コレクションは、需要と注目度の高さから、年々規模を拡大しながら成長していきました。神戸コレクションは、東京公演なども行われていましたが、神戸コレクションが10年目を迎えた2012年に、東京ランウェイとして独立した形になります。今でこそ東京ガールズコレクションなど、リアルクローズ系の人気イベントが増えていましたが、神戸コレクションは、パイオニア的な存在として、その後のファッションイベントに大きな影響を与えています。
それぞれのイベントの運営 プロデュース会社
神戸コレクションのイベントの運営やプロデュースをしているのは、毎日放送になります。毎日放送をメインに、兵庫県や神戸市、神戸ファッション協会、神戸商工会議所、神戸新聞社など多くの後援によってイベントが開催されています。
これに対して、TOKYO RUNWAYは、開催当初は、あくまで神戸コレクションの派生でしたが、現在は独立して別の道を歩んでいますので、運営やプロデュース会社は異なっています。実際に2014年に行われたTOKYO RUNWAY 2014 SPRING / SUMMERでは、TBSをはじめMBSやアイグリッツが主催となっている他、協賛として資生堂やSamantha Thavasa、湘南美容外科クリニックなどの会社が名前を連ねました。
現在の東京ランウェイ
現在は、 2015年の2月14日に横浜アリーナで開催された2015 SPRING / SUMMERを最後に開催されていません。SNSの公式アカウントでは、神戸コレクションの情報を紹介していたりします。そのため、次回の開催も未定となっているようです。
しかし、2015 SPRING / SUMMERが大成功を収めていることもあり、近いうちに開催されるのではといった憶測も飛んでいるようです。現在は、新型コロナウイルスの影響で大掛かりなイベントが開催しにくい状況になっています。しかし、他のリアルクローズ系のファッションイベントは、オンライン開催を経て、有観客開催を決めたところ現れてきています。そう遠くない時期に、新しい東京ランウェイが見られるかもしれません。
